ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、アップグレード版“スペック3”F1エンジンが期待していたほどパワフルではないと認めた。ホンダF1は、前戦F1フランスGPで“スペック3”F1エンジンを投入。今週末はトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンにも搭載され、4台全車がスペック3でレースに挑む。
ホンダF1は、ダイナモとコース上の両方で改善を確認しているものの、田辺豊治はチームが望んでいたほど数値は良くなかったと認める。「コース上で最新スペックを走らせたとき、デート上でいくつかの改善を確認することができました」と田辺豊治はコメント。「その後、タイナモのデータを比較したところ、トラックサイドでも改善が見られました」「ですが、その一方でスペック3を導入した際に私が以前に言及したほど改善はそれほど大きくはありません。信頼性とパフォーマンスを改善していますが、パフォーマンスはそれほど大きなものではありません。もっとパフォーマンスを発揮できるようにプッシュし続けていかなければなりません」
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