ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1アゼルバイジャンGPの予選を振り返った。予選ではレッドブル・ホンダマックス・フェルスタッペンがホンダ勢で最上位となる2列目4番グリッドを獲得。また、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがチームにとって今季初のQ3進出を果たして3列目6番グリッドを獲得した。
トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンはQ2で敗退して13番手グリッド。レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、Q1で敗退するパフォーマンスを見せたものの、フリー走行2回目を計量の指示に従わなかったピットレーンスタートが決定しているため、Q2ではアタックを行わなかった。「今日の予選は波乱含みで難しい展開になりましたが、フェルスタッペン選手が今日も素晴らしい走りを見せて4番グリッドを獲得してくれました」と田辺豊治はコメント。「また、レッドブル・トロロッソ・ホンダといて今季初のQ3進出になったクビアト選手も6番グリッドを獲得し、明日のレースに向けて前向きな結果になりました」「今週末にあわせて競争力のあるパッケージを準備してくれた両チームのメンバー、そしてHRD-Sあくらとミルトン・キーンズにいるホンダの仲間たちの尽力に感謝しています」「ガスリー選手はQ1で全体のトップタイムをマークしたものの、昨日のセッション中のペナルティにより明日はピットレーンからのスタートになってしまうことは残念です。ただ、明日は長いレースになりますし、ここバクーはさまざまな波乱が起こる可能性があるサーキットですので、12番手からスタートするアルボン選手とともに着実に順位を上げ、入賞圏内を目指してもらいたいと思います」「明日のレースは4台完走、4台ポイント獲得を狙います」関連:F1アゼルバイジャンGP 予選 | バルテリ・ボッタスが今季2度目のPP獲得