ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1モナコGP初日のフリー走行を振り返った。伝統のF1モナコGPが開幕。トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーがトップから1.381秒差の11番手、ピエール・ガスリーが14番手とまずまずのスタートを切った。
「今日は通常の走行初日と同様、パワーユニットのセッティングを少しずつこのサーキット特性に合わせて最適化する作業を行いました」と田辺豊治はコメント。「ここモナコでは、日曜日に近づくに従い路面状況が改善し、タイムアップしていきます。また、事前のシミュレーションと実際の走行で異なる部分も出てくるので、それらの点を考慮に入れながらの作業となりました」「中団はかなりタイムが拮抗しており、激しい戦いになっています。ただ、チームはマシンに対していい感触を得ているようですし、今週は我々にもいいレースができるチャンスがあると思っています」「幸い、モナコグランプリは伝統的に金曜の走行がありませんので、明日の1日を活用してデータ分析を行い、土曜の予選に備えたいと思います」関連:・F1モナコGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドが最速タイム・F1モナコGP フリー走行1回目:ダニエル・リカルドが最速タイム