ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1中国GPの予選を振り返った。前戦バーレーンGPではピエール・ガスリーがQ3に進出して4位入賞を果たすなど大躍進を果たしたトロロッソ・ホンダだが、今週末の上海では一転して厳しい週末を過ごしている。
ピエール・ガスリーはQ1で敗退して17番手。ブレンドン・ハートレーはQ2に進出したものの、そのなかで最下位となる15番手でセッションを終えた。ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、結果としては残念なものの、パワーユニット的には問題は発生しておらず、決勝にむけてさらに準備を進めていくと語った。「ハートレー選手がQ2まで進出したものの、チームとしては残念な予選結果になりました」と田辺豊治はコメント。「一方で、パワーユニットについてはここまで全く問題なく、順調にセッションを終えられています」「今晩改めてデータの分析を行い、明日の決勝でいいレースができるように準備を進めたいと思います」関連:・ホンダF1 「チームとしては残念な予選結果だがパワーユニットは順調」・トロロッソ 「低い気温と風の強いコンディションに苦戦している」・ブレンドン・ハートレー 「ライバルよりも風の影響を受けている」・ピエール・ガスリー 「変更したセットアップがうまく機能しなかった」