ホンダは、「Honda RA300」の優勝50周年を記念して、当時と同じモンツァ・サーキットで開催される2017 F1イタリアGP決勝日にRA300のデモンストレーションランを実施することを発表。ドライバーは、ホンダの育成ドライバーでGP3に参戦中の福住 仁嶺が務める。また、F1イタリアGPの期間中、展示エリアにRA300のマシンを含む特別展示ブースを出展する。
ホンダは1964年にF1参戦を開始。1967年イタリアGPにおいてデビューしたRA300は、今年の3月に逝去された故ジョン・サーティースのドライブで9番グリッドから決勝レースに臨み、ファイナルラップにトップに立ち2位を0.2秒差で振り切るという劇的な展開で、ホンダにF1での2勝目をもたらした。山本雅史 (本田技研工業株式会社 モータースポーツ部 部長)「RA300の勝利から50年という節目に、再び同じサーキットで同じマシンを走らせることができ、非常に嬉しく思っています。“何がなんでも勝つ”という強い想いから作られたこのマシンの走りと往年のV12エンジンが奏でるHondaサウンドを、ファンの皆様に楽しんで頂きたいと思います。また、この企画にご賛同・ご協力頂いたFIA、FOMに心から感謝いたします。」福住仁嶺「私にとって今回が初めてF1マシンをドライブする機会になります。その場所が50年前の勝利と同じイタリアのモンツァ・サーキットということでとても光栄に思っています。今後F1ドライバーとしてこのサーキットへ戻ってこられるように頑張っていきたいと思います。」<デモンストレーションラン>日時:2017年9月3日(日)現地時間12時10分~(日本時間19時10分~)場所:イタリア モンツァ・サーキット(1周5.793Km)ドライバー:福住 仁嶺選手(ふくずみ にれい、GP3ドライバー)<特別展示>日時:2017年9月1日(金)~9月3日(日)場所:イタリア モンツァ・サーキット内 F1ファンゾーンエリア<Honda RA300>デビュー:1967年イタリアGPエンジン:Honda RA273E 水冷90°V型12気筒NA排気量:2,992cc出力:420hp以上/11,500rpm
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