ホンダは、2017年にマクラーレンでレースをしないジェンソン・バトンの存在をフルに活用していく。ジェンソン・バトンは、モンツァで1年間レースを休養することを発表したが、マクラーレン・ホンダには留まり、2018年にレースシートに復帰する可能性を残している。
ジェンソン・バトンは、ホンダがフルコンストラクターとして参戦していた時期にドライバーを務めており、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、ジェンソン・バトンの能力を保持できることを嬉しく思うと述べた。「ホンダにとって、ジェンソンは非常に特別なドライバーです」と長谷川祐介はコメント。「彼とは8年以上仕事をしていました。それにジェンソンには多くの日本のファンがいます。ですが、いつか彼がレースをしなくなることを受け入れなければなりません」「引退ではありませんでしたが、来年、我々は彼がレギュラードライバーではないことを受け入れなれなければなりません。ですが、それでもジェンソンとのコネクションがあることをとても嬉しく思いますし、レースだけでなく、開発やマーケティングで彼と仕事をするより多くの機会があると思っています。我々は今年よりもたくさんジェンソンを活用することができます」また、長谷川祐介は、ジェンソン・バトンに代えてリザーブドライバーのストフェル・バンドーンを昇格させるというマクラーレンの決定を支持していると述べ、日本のスーパーフォーミュラでのここまでのバンドーンの進歩に感銘を受けていると語った。「ストフェルはすでにバーレーンや去年のGP2で彼の実力を示していますし、若手ドライバーを起用するのは刺激的なことです。非常にいいコンビネーションだと思います」「スーパーフォーミュラの初レースで彼は表彰台を獲得しました。素晴らしいですよね。彼は才能があるだけではなく、非常に落ち着いていて、非常にクレバーです」