ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、ルノーが最新のパワーユニットのアップグレードにほとんどトークンを費やさなかったことに驚いていると述べた。ルノーは、F1モナコGPでBスペック版のパワーユニットを投入。ダニエル・リカルドがポールポジションを獲得した。
ルノーのレミ・タフィンは、アップグレードには3トークンしか費やしていないが、“燃焼システムの大きな改良”が含まれており、1周につき0.5秒の改善をもたらすと述べていた。ホンダは、F1カナダGPでシーズン初のトークンの使用を検討している。ルノーのアップグレードが、それほどトークンを費やすことなくどのようなことが可能かを示したかと質問された長谷川祐介は「まさにそれに驚いています」とコメント。「噂されているように、彼らのアップグレードが燃料システムを変更しているのかどうか疑っていますし、彼らがたった3トークンでそれができたとは思いません。なので、彼らがどうやってそれをやったのかわかりません」モナコでのアップグレードのパフォーマンスに驚いたかと質問された長谷川祐介は「そうですね」とコメント。「もちろん、噂で判断している部分もありますし、実際の数値はわかりません」ルノーは、モナコよりもパワー重視のカナダでパワーユニットのアップグレードがより威力を発揮することを期待している。
全文を読む