ホンダは、2016年4月1日付の定期役員人事決定にともない、2016年のF1に関する体制を発表。F1復帰を発表して以来、F1プロジェクト総責任者を務めてきた新井康久が退任することが発表された。本田技術研究所にて開発・製造・運営等の領域全般を担うF1プロジェクト総責任者には、新井康久に代わって長谷川祐介が就任する。
またホンダとしてF1に関わる全般の統括・監督責務を担い体制を強化するため、本田技研工業にF1担当役員を新たに設置。松本宜之が就任した。長谷川 祐介(はせがわ・ゆうすけ) 1963年12月1日生まれ、東京都出身。1986年Honda入社。量産車のエンジン開発や将来パワープラントの研究を経て、2002年よりシステム開発責任者としてホンダのF1第三期に携わる。