ホンダF1撤退会見の中で、大島裕志モータースポーツ担当執行役員は、ジェンソン・バトンと既に来季の契約をしていたことを明らかにした。「チームスタッフとドライバーには、本田技研の意思決定の後、お伝えしました。今後の内容ですけど、ドライバーにつきましては、バトンとは契約しておりました。したがいまして、契約解消の手続きをとっていきます」
「ジェンソン・バトンには、誰が伝えたかは未確認ですけれども、ニック・フライまたはロス・ブロウンのどちらかが伝えています。今日の今の段階では、申し訳ないですけれども、ジョンソン・バトンの反応については把握しておりません」「その前に、ホンダの意思決定の後、ニック・フライとロス・ブロウンには私の方から伝えました。彼らの反応は、非常に残念ですけれども、今の経済環境、ホンダの置かれた状況というのを理解していただきまして、今後のチームの進路については、きちんと自分たちがリーダーシップをとってやっていくということでお話をしました」「チームのスタッフですけれども、会社の売却を含めて検討して参ります。今後、英国の法律にのっとりまして、マックスで90日間なんですけどもスタッフの代表との協議の期間がございまして、その間に売却を含め、どのような形で終焉していくかというのを従業員代表と協議しながら決めてまいります」なお、もう一人のドライバーであるルーベンス・バリチェロについて触れられることはなかった。