ホンダ・レーシングのCEOであるニック・フライは、2009年のマシンにいくつかの企業が名を連ねる予定であることを明らかにした。2007年にホンダが発表したRA107では、F1マシンからはスポンサーロゴが廃止され、my earth dreamをコンセプトに環境問題をテーマにしたアースカラーが採用された。ボディにロゴやブランドのカラーリングを施すのではなく、スポンサー各社の環境への取り組みをアピールするマーケティングツールとしてF1マシンを活用するという大胆な手法だ。
今年のマシンRA108もmy earth dreamを継続した形のearth dreamsコンセプトを発表し、スポンサーロゴのないアースカラーを採用している。しかし、青山でF1日本GP記者会見に出席したニック・フライは、来年のF1マシンにはホンダの他にいくつかの企業が名を連ねるだろうと語る。「来年は大手企業が協力してくれることになっている。クリスマス前にはいくつか詳細を発表できるだろう。来年のマシンにはホンダの名前と並んでいくつかの企業の名が並ぶだろう」と語った。
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