ホンダは、F1 イギリスGP予選で、ルーベンス・バリチェロが16番手、ジェンソン・バトンは17番手だった。ルーベンス・バリチェロ (16番手)「予選でもっと上位に進めなかったのは残念だが、あのポジションがドライコンディションでのポテンシャルを反映していると思う。雨が降り始めたとき、僕らは15番手以内で通過できるのではないかと思っていた。しかし、ちょうど僕が走っているところで雨が降っていて、他のドライバーがラップタイムを縮める中、16番手に落ちてしまった。最後のアタックの最終セクションでは、アンダーステアがか...
ジェンソン•バトン (17番手)「僕のホームグランプリだっただけに、今日の予選にはがっかりしている。短く、軽い雨が降ったが、そのタイミングが悪かった。完全なドライ状態でのぞんだアタックでは、ベケッツのあたりでトラフィックにつかまり、18番手だった。そこで雨が降り始めた。だから、コンディションに関係なく、セッション終了間際にタイムを出しにいかなくてはならなかった。第1セクターでタイヤ温度が十分でなかった。いつも難しいことだが、路面が滑りやすいときはなおさら難しい。若干タイムを縮めてロズベルグを抜き、17番手に上がったが、Q2に進めるほどではなかった。残念だ。しかし、マシンはドライコンディションで戦闘力に欠け、難しいレースが予想されるが、レースで順位を上げたい。特に、期待通りのウエットコンディションになれば、それが可能だと思う。」スティーブ・クラーク レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア「午前はウエットでもドライでも、マシンが期待したとおりのパフォーマンスを見せ、トップ10目前のところだった。予選には軽い雨の予報があったため、やや混乱した状態でスタートし、誰もがドライのうちにタイムを出そうとコースに出ていった。混戦の中、気がづけば、ノックアウトゾーンにいるうちに雨が降ってきた。再度走行するまでに雨がやんだのはラッキーだったが、Q2に進むほどタイムを縮めることはできなかった。どちらのドライバーも完ぺきなラップがとれなかったり、バランスに欠けていた。しかし、実際Q2に進めたとしても、このコンディションではこれ以上前に進むことはできなかったと思う。パルク・フェルメのルールによって、できることはほとんどない。いずれにしても、先週のテストから基本的には良いバランスがとれているので、セットアップを変える予定はない。ドライのレースになった場合は、ポイントの獲得は難しいと思うが、戦略をグリッドポジションに合わせて考える。しかし、明日は雨との予報が出ており、よりおもしろいレースになる可能性がある。」
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