ホンダのワークスチームである「レッドブル・ホンダ with 日本郵便」は、7月5日(木)に鈴鹿サーキットで行われた、FIM 世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)の4メーカー合同テストにおいて、鈴鹿8耐仕様マシンのカラーリングを初公開した。2018年シーズンより10年ぶりにMFJ 全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスに参戦している、Hondaワークスチーム「Team HRC」は、鈴鹿8耐において新たなパートナーとしてレッドブルを迎え「レッドブル・ホンダ with 日本郵便(Red Bull Honda with 日本郵便)」として参戦する。
マシンはCBR1000RR SP2をベースとしたワークスマシン「CBR1000RRW」を投入し、ライダーには高橋巧に加え、FIMロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦中の中上貴晶、FIMスーパーバイク世界選手権シリーズに参戦中のレオン・キャミアを起用する。#33 Red Bull Honda with 日本郵便高橋巧(JRR JSB1000クラスにTeam HRCより参戦中)「今年念願のワークスチームが鈴鹿8耐に復活し、そのワークスチームから参戦できることを、大変うれしく思っています。全日本ロード前半戦の経験を活かしながら8耐に向け上手くマシンの熟成を進められてきていると思います。ここ数年8耐の成績は、優勝から離れています。ワークスチームが復活した以上は勝たなければならないので、王者奪還を目指して頑張ります」中上貴晶(MotoGP MotoGPクラスにLCR Honda IDEMITSUより参戦中)「10年ぶりに復活したHondaワークスで鈴鹿8耐に参戦できることをライダーとして、またHondaファミリーの一員としてうれしく思っています。優勝できる体制であり、マシンのポテンシャルも感じられましたが、それ以上にチームスタッフの優勝へのこだわりが伝わってきました。鈴鹿8耐優勝の奪還は全てのHondaの皆さんが望んでいることだと改めて感じています。昨年は残念ながら4位という結果に終わってしまいましたが、ワークスで参戦する以上は3人で力を合わせ、優勝を目指します」レオン・キャミア(WSBにRed Bull Honda World Superbike Teamより参戦中)「鈴鹿8耐にHondaワークスチームから参戦できることをとても楽しみにしてます。8耐に向けテストを重ね万全の状態で鈴鹿8耐に臨みたいと思っています。チームメートの高橋巧選手は8耐で3回の優勝経験があり、中上選手はMotoGPにフル参戦している優れたライダーだと聞いています。8耐で優勝するためには3人の総合力が必要ですが、私はこのプロジェクトは必ず成功するものと信じています」
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