ニック・ハイドフェルドは、来年にまだ空席があるチームが、単にペイドライバーだけを追い求めないことを期待している。ザウバーは、2011年の小林可夢偉のチームメイトとして、メキシコ人のセルジオ・ペレスを起用することを選んだため、ハイドフェルドはまだ2011年のシートを獲得できていない。フォース・インディア、ルノー、ウィリアムズを含めていくつかのチームと交渉しているとみられているハイドフェルドだが、まだ何も決まってはいないと語る。
「大丈夫だと思っているけど、100%確信できることではない」とニック・ハイドフェルドは語る。「残念ながら、今のF1は単にクルマの走らせ方や勝てる才能、スピード、有能なエンジニアリング技術といったものだけではないんだ。他の要因も同じように影響している。そして、僕は他のドライバーと比べて届けることができないものがいくつかある」「僕は他のドライバーのような支援を受けていないけど、興味を持っていくれているスポンサーと話をしている。でも、彼らはまずどこでドライブするか、そして彼らが一員になれるかを知りたがっている」「一方で、過去にドライバーが500万ドルもしくは1000万〜2000万ドルを持ち込むというドライバーを見てきた。僕にはチームがどうして何度もそれに流されてしまうのか理解できない」「チームは、年末にそのドライバーが何ももたらさなかったことに気付く。外から見ている人たちも、彼らがどうして何度もそのようなミスを冒すのか疑問に思うことがあると思う」「彼らがもうお金に流されないことを願っている」ニック・ハイドフェルドは、交渉しているチームを明らかにすることは拒んだが、グリッド後方のチームでドライブする可能性は否定した。「どのような立場にいるかを推測するのは簡単だと思う。まだ例えば非常に遅いチームにいくことは目標にしていない。彼らはいい仕事をしていると思うけど、そこに行きたいとは思わない」
全文を読む