ザウバーでF1復帰するニック・ハイドフェルドだが、2011年のフルタイムのF1シートについて他チームとも交渉を行っている。ニック・ハイドフェルドは、解雇されたペドロ・デ・ラ・ロサに代わり残りの5レースをザウバーで戦う。ザウバーはすでに小林可夢偉との2011年の契約を発表しているが、チーム代表の「来年のドライバー状況については話したくない。完全にオープンだ」と Stuttgarter Zeitung にコメント。
「現在、我々はニックとの作業に集中している」ペーター・ザウバーは、デ・ラ・ロサを解雇するという決断の正当性を主張した。「いくつかの行程で見れば、2人(小林可夢偉とペドロ・デ・ラ・ロサ)は同じようなレベルだった。予選では7:7だ。そして、それが我々の問題だった」「我々は実際にクルマがどれくらい良いのか理解するのが困難だった」それが今回ニック・ハイドフェルドに科せられたポジションとなっている。だが、ピレリタイヤの知識にとって新しいレース活動が見込まれるハイドフェルドだが、2011年の契約はまだ確保していないと語る。「2011年の交渉の助けになると思う」とニック・ハイドフェルドは認めている。ザウバーでの復帰は“ホーム”のようだと語るハイドフェルドだが「まだオープンだし、他にも関心を持ってくれている関係者はいる」