ニック・ハイドフェルドのマネージャーを務めるアンドレ・ソイヤーツァイトが、2010年ニック・ハイドフェルドがメルセデスGPにテストドライバーとして加入することを認めたとMotorsport-Total.comが報じている。同サイトによると、すでにメルセデスGPとの契約は済んでおり、1月25日(月)の新車発表会の場で発表されるという。アンドレ・ソイヤーツァイトは「ニックは、テストドライバーとして彼の経験でレギュラードライバーを支える仕事に完全に集中することを望んでいる」とAuto Bildにコメントしているという。
「ニックは、トップチームのコックピットに集中していた。しかし、決定は遅くなってしまった。そのため、我々は他のチャンスを受け入れた」当初、ニック・ハイドフェルドはメルセデスGPのレースシートを獲得するとみられていた。しかし、ミハエル・シューマッハの電撃的なF1復帰により、その可能性は断たれた。そして、古巣のザウバーもペドロ・デ・ラ・ロサの起用を発表。佐藤琢磨とともにルノーのシート候補にあげられているニック・ハイドフェルドだが、ルノーは実際にはまだ2010年の予算を集められていないとされ、最近では19億円といわれるスポンサー資金を有するヴィタリー・ペトロフが最有力候補に浮上している。