ニック・ハイドフェルドは、今年のドライバーズタイトル制覇は夢ではないと語る。2000年にプロストチームからF1デビューを果たしたニック・ハイドフェルドだが、まだレースでの優勝は記録していない。しかし、ハイドフェルドは、2009年シーズンの目標は彼の153戦未勝利の記録に終止符を打つことではなく、ドライバーズタイトルを獲得することだと主張する。
「絶えず初勝利のことばかり考えているわけではないよ」とニック・ハイフドフェルドは語る。「僕の最終的な目標はタイトルだし、単にレースに勝つことだけではない」ハイドフェルドは、勝てるマシンがあれば「成し遂げられる」と確信している。「これまで僕が勝者としてフィニッシュラインを越えられるマシンと状況が揃っていたのは、昨年のモントリオールのレースだけだ。でも、チームメイトが優勝を手に入れて、僕たちは1-2フィニッシュを祝った。」「昨年僕たちが実現した大きな改善のおかげで、2009年はそれほど大きな前進をする必要はないだろうね」