負傷したロバート・クビサの代役としてロータス・ルノーGPからF1参戦することになったニック・ハイドフェルドだが、2011年にロバート・クビサのチームメイトになる可能性もあった。最終的にルノーは豊富な資金を持つヴィタリー・ペトロフを残留させることに決定。だが、ロバート・クビサがラリー事故での負傷で今シーズンが絶望的となったため、結果的にハイドフェルドはクビサの代役としてルノーをドライブすることになった。
先週のヘレステストでR31をドライブして、レースドライバーとして起用されたハイドフェルドは、今回の契約について以下のように語った。「2010年シーズン中に2011年のルノー移籍について交渉を行っていたので、チームの幹部のことはよく知っている」ニック・ハイドフェルドは、かつてBMWでチームメイトだったロバート・クビサと交代することが「奇妙」な感覚だと認めるが、2011年もザウバーに残留できていれば満足だっただろうと主張した。「2010年末でザウバーにいれないとわかったときは落ち込んだよ」とハイドフェルドは認める。「でも、僕のキャリアはまだ終わっていないと固く信じていた。だから、冬の間にいつもよりハードにトレーニングをしていた」ヘレスで革新的なルノー R31をテストし、3日目の最速タイムを記録したニック・ハイドフェルドは、今年初優勝する可能性も除外していない。「長期的には今もワールドチャンピオンシップに勝ちたいと思っている。目標を諦めるつもりはない」
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