ニック・ハイドフェルドは、2012年からBMWが参戦するDTMプロジェクトに興味を示している。現在BMWは、DTMプロジェクトを開始するためのドライバーを探しており、そのリストにはニック・ハイドフェルドの名前が挙げられている。ニック・ハイドフェルドは、2006年からBMWザウバーのドライバーを務めていたが、BMWがF1から撤退した2009年末にレースシートを失った。
今年のシンガポールGPからザウバーでF1に復帰を果たしたハイドフェルドだが、2011年のF1シートはまだ見つけられていない。BMWザウバーでチーム代表を務めたマリオ・タイセンは「2011年6月に最初のマシンを完成させてテストをする予定だ」と Auto Bild にコメント。「優れた開発ドライバーをテスターにすることが重要だ」ハイドフェルドは、DTM転向よりもF1残留を最優先に考えているが、BMWのDTMプロジェクトに興味を持っていることをほのめかしている。「今は絶対にF1で走りたいと思っている。でも、DTMでBMWと長期的な関係を築くことは非常に価値のあることだと思う」