メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1アブダビGP初日の短縮されたフリープラクティス2を8番手で終了。Q3進出は「挑戦」になると意気消沈した。ハミルトンはFP1を若手ドライバーでF2チャンピオン候補のフレデリク・ベスティに譲ったことで走行を逃し、FP2からW14のステアリングを握ったが、2度の赤旗で走行時間が削られた。
フェラーリのカルロス・サインツが大クラッシュを喫したことで長い赤旗中断となり、その直後にハースのニコ・ヒュルケンベルグがウォールに接触して2度目の赤旗中断となった。この2回の中断により、ハミトロンは金曜日を「最高の日ではなかった」と評価し、明日に課題を残した。「実際にタイムを計ったのは4周だけだった。クルマやトラックに関する知識という点では、1日でそれでは足りない」とハミルトンはコメント。「でも、マシンのフィーリングは悪くないし、ひどい状態にはないと思う。明日はもう少し走れることを願っている」今年初めのハンガリーGPでは驚きのポールポジションを獲得したハミルトンだが、アブダビもまた予選がトリッキーなセッションになる会場であることを認め、Q3進出は「期待できない」と語った。「Q1を抜け出すのに難しい予選セッションがあったし、例えばQ2に入るのは常に厳しい戦いで、Q3に入るだけでもチャレンジだ」とハミルトンは語った。「だから、明日の朝の仕事はQ3進出を確実にすることだ。でも、近いと思う」「ジョージの調子は良いと思うので、もっと良い順位にいるかもしれない。でも、彼は1位だった。言い訳をするつもりはない。明日はそれに取り組むつもりだ」
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