ルイス・ハミルトンは、F1カナダGPでフェルナンド・アロンソがスタートで出遅れたのは「年齢的なもの」が原因だったとからかった。日曜日のモントリオールでのレースで電光石火のスタートを切ったハミルトンは、1コーナー手前でアロンソを抜いて2番手に浮上した。
しかし、その後アロンソはかつてのタイトル争いの宿敵から2位を奪還。ハミルトンは3位に甘んじることになった。レース後のテレビ囲みでの陽気なやりとりの中で、ハミルトンは「彼のリアクションは少し遅いよね…年齢のせいかもね」と冗談を言った。アロンソは笑いながら「2週間…オーストリアで見てろよ」と言い返した。その後のFIA記者会見でアロンソは、蹴り出しが遅かったことに対して答えがないと認めた。「スタートに何が起こったのかはまだ分からない」とアロンソは語った。コックピット内からの発進の感触を尋ねられたアロンソは『スロー。スローだね』と答えた。「僕のリアクションはまだまだとてもいい。何が起こったのか確認する必要がある」「グリッドの反対側にいる選手たちが良いスタートを切れたかどうかは分からない。おそらくグリッドの間違った側だったのかもしれない」実際、アロンソとハミルトンはスタートのリアクションタイムはほぼ互角だったが、0-100km加速で遅れをとっていた。