メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、トップ10圏外で終わった控えめなF1スペインGP初日のフリープラクティスを終え、カタルーニャ・サーキットで予選Q3に到達するための戦いに巻き込まれる可能性があると考えている。メルセデスF1は、前戦モナコGPで投入したアップデートパッケージを初めて本格的にテストすることになったが、ルイス・ハミルトンは両方のセッションを11番手とトップ10圏外で終えた。
アップグレードとマシンのフィーリングについて聞かれたハミルトンは「OKだと思う。僕たちは全力で戦っている」とコメント。「難しい初日だった。FP1とFP2でタイヤとデグの状態を把握するのが大変だった。僕らのクルマは...クルマだと感じているよ」「とにかく集中している…ロングランペースは酷いものではなかったと思う。どうすれば1周でより多くのものを引き出すことができるかを理解することに取り組む必要があるだけだ」予選での期待について、ハミルトンは、グリッド決定セッションで印象を残すためには、金曜日の夜に自分とチームにとって多くの仕事が待っていることを認めた。「今日のペースからすると、トップ10に入るのは今のところ難しいと思う。でも、一晩である程度の変化があることを期待している」とハミルトンはコメント。「我々とその間…5番手から10番手くらいまでは、ある意味でとても接近していると思う。僕たち全員が本当に拮抗しているし、周りの誰もが成し遂げたように見えるすべての改善を見るのは印象的だ」「(エステバン)オコンを見れば、アルピーヌは素晴らしい活躍をしている。アストンマーティン(フェルナンド・アロンソ)が2番手で、レッドブル(マックス・フェルスタッペン)のすぐ後ろにいるのを見たけど、本当に本当に印象的だった。簡単なことではないのは確かだ」「今夜は、正しいセットアップ変更を行うために、できる限りの仕事をしようと思っている。セットアップの改善は必ずできるはずだから、そこに取り組んでみるよ」