ルイス・ハミルトンは、今週末のサウジアラビアGPでの走行初日に苦戦した後、メルセデスの2023年F1マシンであるW14を「運転するのが難しい車」とラベル付けし、その前身であるW13とも比較した。金曜日に長年のトレーナーであるアンジェラ・カレンと別れたことを発表したハミルトンは、FP1で6番手タイムを記録した後、FP2を11番手で終了した。
金曜日に最後にコックピットから飛び降りたハミルトンは、夕方のセッションでマシンのフィーリングが良くなったかどうかを尋ねられ、「ほとんど同じだ。1秒の差であれ、何であれね。でも、僕にとっては、セッションで苦戦したのは間違いない、両方のセッションで苦戦した」と答えた。メルセデスは、パフォーマンスを追求するためにマシンを根本的に変更する必要があると公言している。しかし、それが実現するまでは、チームは今あるもので作業を続け、W14を「より運転しやすく」する方法を見つけなければならないとハミルトンは言う。2021年にジェッダでの最初のレースで優勝したハミルトンは「とにかく細部に入り込み、車のバランスを改善し、運転しやすくすることを試み続ける」と語った。「運転するのが大変なクルマとしか言いようがない。でも、ファクトリーでみんなが一生懸命働いているのはわかるし、時間の問題なんだ。我慢するしかない」ハミルトンは昨年のサウジアラビアGPでW13に乗り、Q1でノックアウトされている。そして、このサーキットを走るにはW14のほうがいい感じかと聞かれた7度のワールドチャンピオンは「ほとんど同じだ」と答えた。
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