メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ロシアGP終盤の無情な雨でF1初勝利を逃したランド・ノリスには、この先多くの勝利を収めることができると励ました。前戦F1イタリアGPをチームメイトのダニエル・リカルドの次ぐ2位で終えていたランド・ノリスは、ソチ・オートドロームでF1初ポールポジションを獲得。レース前半をリードした。
ランド・ノリスは、第2スティントでルイス・ハミルトンの脅威に晒されつつも、F1初勝利まで10周を切っていた。だが、最終的にレースを決定づけたのは、天候だった。雨が降り始めた段階で、ランド・ノリスはスリックタイヤのまま続行、ルイス・ハミルトンはインターミディエイトへの交換を選択する。だが、天候は悪化して、ノリスはターン5でスピン。勝利はハミルトンの元へと転がり込み、F1通算100勝目をもたすことになった。初勝利を逃したランド・ノリスについて「彼はとても若いし。この先、彼には多くの勝利がある」とルイス・ハミルトンはコメント。「彼は素晴らしい仕事をしているし、昨日はウェットで素晴らしい仕事をした。前回のレースで優勝したチームとマクラーレンを率いる本当に素晴らしい仕事をしていている。僕たちにとって彼らは倒すのがとても難しかった」インターミディエイトに交換するためにピットインするという決定は、ルイス・ハミルトンがレースに勝つために極めて重要な選択だったが、ソチに激しく雨が降る前に、ルイス・ハミルトンは最初はタイヤ交換の指示に抵抗した。「最初は、その驚くべき決定を信用することができなかった。それはチームの決定だった」とルイス・ハミルトンは語った。「僕に関しては、長い間、無人地帯にいた。自分がどの位置でレースをしているのかあまり分からなかったし、ランドがどれくらい先にいるのか分からなかった・・・彼らは信じられないほど速かったし、彼は本当に素晴らしい仕事をしていた」「彼らは僕をピットに呼んだけど、『彼はすぐそこにいる! 24秒差を追いつくのに3周しかな』と思ったし『本気か!』と思ったよ」「だから、最初のラップでは確信していなかった。次のラップでもっと雨が降り、その時は間違いなくもっと確信が持てたので、ピットに入った」「結局は盲目的な信仰だ。チームにすべての信頼を置き、彼らが呼んで、僕は彼らを信じた。それは僕たちの旅の一部だ。いずれにしろ、うまくいったかもしれないけど、僕たちのチームは、雨がいつ来るのか、そして、雨がさらに悪化するのかを理解するという点で、本当に素晴らしい仕事をしたと思う。彼らは100%正しかった・・・」通算100勝目というマイルストーンについてルイス・ハミルトンは「僕はまだここにいることを夢見ることしかできないし、このようなレースに勝ち、キャリアの後半にこのような驚異的な才能たちとはア知り、メルセデスと構築し続けていく機会を持っている。僕たちが達成したすべてを誇りに思っている。コース上だけでなく、コース外のこともね」とコメント。「僕たちにとって、その一部であることはすべての人々にとって本当に特別な瞬間だ。僕には最も素晴らしいチームがついている」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
全文を読む