メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、自分とマックスフェルスタッペンのコース上の戦いにはネガティブな見出しに繋がる傾向になるものの、F1にとっては良いことだと考えている。二人はドライバー選手権で激しいバトルを繰り広げており、マックス・フェルスタッペンはようやく7回のF1ワールドチャンピオンに挑めるマシンを手に入れている。
今シーズン、すでに多くのコース上での戦いが見られてきたが、F1イギリスGPではついにリタイアを伴う接触が発生。コプスで高速でバリアにクラッシュしたフェルスタッペンは51Gの衝撃を受けて病院に搬送された。それはドライバー間、チーム間のランキング争いに留まらず、チーム代表のクリスチャン・ホーナー(レッドブル)とトト・ヴォルフ(メルセデス)は、メディアを通してそれぞれ陽動作戦を展開している。F1ハンガリーGPでは、シルバーストンの事故について尋ねられたマックス・フェルスタッペンは珍しく落ち着きを失った。マックス・フェルスタッペンとの新たなライバル関係について質問されたルイス・ハミルトンは「F1を観始めたときを思い出したし、特にセナ/プロスト時代の映像を改めてみるとそうだね」とコメント。「当時、とにかくエキサイティングだった。それがスポーツにとって良いのか悪いのか、僕には分からなかった」「レースで成長していくと、ホイール・トゥ・ホイールのレースはカートを通して常に最高だった」「モータースポーツでホイール・トゥ・ホイールのレースを見るのが最もエキサイティングな瞬間だし、幸いなことに2つのチームのパフォーマンスが非常に近くなっている」「過去のドライバーや過去のチャンピオンと比較するのは好きではない。新しい時代、新しい時期だ。でも、スポーツにとって悪くはないと思う」「僕たちはスポーツを継続的に改善し、ファンとの関わり方を改善し、ファンに最もエキサイティングなレースを提供しようとしていると思う」「見ているファンは多くなっていることがすべてを物語っていると思う」ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンは8ポイントでハミルトンがリード。フェルスタッペンは過去2回のレースウィークエンドでわずか5ポイントを獲得しか獲得できておらず、そのうち3ポイントはシルバーストーンでのスプリント予選からのものだ。次戦のF1は、8月27〜29日にF1ベルギーGPでスパ・フランコルシャンで開催される。
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