メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、ポール・リカールでのシャシー交換に関するストーリーは“作り話”であり、根本的に間違っていると非難した。バルテリ・ボッタスがひどく苦戦したF1アゼルバイジャンGPの後、フランスに向けて以前にルイス・ハミルトンが使用していたシャシーが割り当てられたことが明らかになった。
だが、ルイス・ハミルトンは、金曜日のプラクティスでエンジニアにそのシャシーに“何か問題がある”と伝えてポール・リカールの週末を開始した。「難しい週末だったし、そうなると、もちろん何か違いがあるのではないかと疑問に思うようになる」とマックス・フェルスタッペンに次ぐ2番手で予選を終えた後、ルイス・ハミルトンは語った。「でも、それがすべて同じであることを証明する素晴らしい結果が得られた。シャシーをローテーションするのは正常なことだ」「メディアがいくつかの作り話を出しているのを目にした。それが間違っていることを証明してうれしく思った。エンジニアの仕事の質、そして、クルマはすべてまったく同じだということをね」しかし、ルイス・ハミルトンの元チームメイトであるニコ・ロズベルグなどは異なる理論を持っていた。彼らは、モナコで苦労した後、ルイス・ハミルトンの方からシャシーの変更を要求したのではないかと疑っている。「もちろんバルテリにとっては難しいが、ルイスはチャンピオンシップで先行しているので、そのレベルでは理にかなっている」とニコ・ロズベルグは語った。メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは「人々はそのようなことを考えるだろうね」と語った。「シャシ^は4つしかないので、同じような走行距離になるように交換する。それが理由だ」ルイス・ハミルトンは、メルセデスF1が今週末の憶測の中で良い仕事をしたと語った。「チームが集中したままで、舞台裏で起こっているすべての騒ぎにあまり動揺していないことを本当に誇りに思っている」とルイス・ハミルトンは語った。