メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの予選で2番グリッドを獲得した。初日のフリー走行2回目をトップから1秒遅れの11番手で終えていたルイス・ハミルトン。土曜日を迎えてもマシンはどうにもならない状況だったが、フリー走行3回目の最後に行った変更によって3番手でセッションを終える。
そして、迎えた予選。順当にQ3に進んだルイス・ハミルトンは1回目のアタックで2番手タイムをマーク。全員の2回目のアタックは角田裕毅(アルファタウリ)のクラッシュによって実現しなかったことで、予想外ともいえるフロントローを獲得した。「僕たちは間違いなく期待していなかったと思う」とルイス・ハミルトンは語った。 「これは僕たちにとって記念碑的な結果だ。週末ずっと信じられないような苦労をしてきたからね。それは皆さんも見て分かったと思う。でも、僕たちは冷静さを保ち、バックグラウンドで難しい議論を続け、お互いに挑戦し、決してノーとは答えなかった」「これらのタイヤにスイッチを入れて、このマシンの限界を見つけるのはとにかくクレイジーなことだった。マシンが本当に求めているものを理解しようとするのは、僕たちが長い間経験してきた最大の挑戦のようなものだった」「彼女(マシン)は週末を通して満足していなかった。ちょっとした惨状だったし、僕たちがこの位置にいること、そして、バルテリがトップ10に入ることができたのは、素晴らしいチームワークのおかげだ」ルイス・ハミルトンは、メルセデスF1がペースの問題の解決策を見つけようとして金曜日の午後11時までトラックにいたを明らかにした。しかし、7回のチャンピオンによると、マシンのパフォーマンスを“ロック解除”できたのは FP3 のセットアップの調整によって初めて成功したと語る。「FP3に到達したけど、それでもかなりの惨状だった」とルイス・ハミルトンは語る。「でも、僕たちはFP3の終わりにあることを発見し、その方向にプッシュし続け、それが報われた・・・いくつかの異なることを試し、最後にセットアップであることを試して、ポテンシャルを解き放たれた。文字通り・・・それは昼と夜くらい違うマシンになった」.「タイヤを機能させることだけが目的だった。他の人たちのようにタイヤのスイッチを入れることはできていなかったけど、突然タイヤが作動し始めたし、僕たちはゲームに戻ったようだ。そこからはラップをまとめることが重要だった…これは、間違いなく、P3と予選の間で実際の日に達成できた最大の飛躍だ」ルイス・ハミルトンは、F1アゼルバイジャンGPの決勝をシャルル・ルクレールとなりのフロントローからスタート。ライバルのマックス・フェルスタッペンはその後ろの3番手にいる。レースペースのシミュレーターではロングランのペースは0.07秒遅いという結果が出ており、ルイス・ハミルトンは、メルセデスF1が勝利を戦うためのレースペースを持っていると確信している。「レースペースに関しては、僕たちはレッドブルほど速くはなかった。でも、僕たちは戦いのなかにいたし、明日はそういった人たちにも近づけるはずだ」
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