メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、新型コロナウイルスのパンデミックによって課せられた制約によって2020年のF1世界選手権は“F1史上最も困難なシーズン”に直面することになると考えている。新型コロナウイルスの影響によって序盤10戦がキャンセルされていた2020年のF1世界選手権だが、4か月の中断期間を経て、今週末にオーストリアでいよいよシーズン再開を迎える。
現時点でF1はヨーロッパで10週間に8戦という超過密な序盤のスケジュールを発表しているが、それに加えて、F1チームのガレージとパドックは厳格な安全および衛生プロトコルを含めた新型コロナウイルス対策が講じられる。「F1は、僕たちが直面している困難な時期と運営するために加えなければならない変化によって、これまで経験したなかで最も困難なシーズンに向けてできる限り最善の準備をしている」とルイス・ハミルトンはメルセデスF1がソーシャルメディアで公開したビデオでコメント。「すべてのポジティブなメッセージに感謝したいと思う。彼らはここ数ヶ月、チームと僕のために本当に助けてくれた」ルイス・ハミルトンは、すべてのレースが無観客で行われることでF1ドライバーに孤独感を与えることになるだろうと語る。「僕たちはレースでみんなことを恋しく思うだろう。そして、僕はみんなことを恋しく思うだろう」とルイス・ハミルトンは語る。「空のスタンドを運転することは、あまり刺激的ではないだろう。かなり孤独に感じるだろう」「でも、僕たちはみんながまだ僕たちと一緒に元気でいることを知っている。僕たちのために祈ってほしいし、前向きでいてほしい」