メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ブラジルGPの初日のフリー走行でフェラーリとの差は0.3秒あったと考えており、それを埋めることが可能かどうかは確信を持てていないと語る。F1ブラジルGPのFP1はスタート前の大雨によって週末を代表しないものとなったが、FP2ではセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録してフェラーリが1-2体制でセッションを終えた。
ルイス・ハミルトンは、トップのセバスチャン・ベッテルから0.223秒差の5番手タイムだったが、実際の差は0.3秒あったと考えており、メルセデスがその差を補えるものを持っているかどうかは確信できないと語る。「出だしは非常に順調だったし、最初からすぐに良いベースラインを得られていた。セッション中の短い時間にいくつかの調整を行っただけだし、今夜はそれを改善するための作業を行っていく」とルイス・ハミルトンはコメント。「(FP1が雨天だったため)予選前にそれを正すためのセッションは2回しかないのでかなり重要になるし、少しコンパクトにして、もう少し正確に変更を施していく必要がある」「さっきも言ったように、僕たちはすでに最初からうまくいっていたので問題はないはずだ。でも、僕たちにフェラーリがの位置に到達するための0.3秒があるかどうかはわからない」メルセデスはすでに両方のタイトルを獲得しているため、ルイス・ハミルトンは、残りの2戦はチームと‟2020年にむけていくつか新しいものを試す”ための“オマケ”のようなものだと説明した。「タイトルを獲得したことがそれを容易にするわけではないし、そうなってはいない。僕はまだレースで勝ちたいと思っている」「これから開催されるレースに勝つことは難しいけど、もう少しアグレッシブになり、週末とプロセスの進め方でいくつかの異なる戦略と異なる方法を試すことができるので、僕にとってはほぼ異なるアプローチだ」「基本的には、来年に役立つことができるいくつかの新しいことを試すための2つのオマケだ。当然、来年は8日間のプレシーズンテストが6日間しかないので、物事の変化、ゲイン、ダイナミクスという観点では、ほんの少しのことでも来年のむけての配当になるし、それが僕たちのゴールだ」