メルセデスのルイス・ハミルトンは、昨年に自分のドライビングスタイルのなかに“スイートスポット”を見つけることができ、それによって2019年のタイトル争いで一貫性を維持することに成功していると考えている。「昨年、シーズンのある時点でスイートスポートに入って、そこから本当に一貫性が出てきた。去年は本当に力強いレースができた。あまりボールを落とさなかった。その意味で僕はそこから外れてはいない」とルイス・ハミルトンは Autosport にコメント。
ルイス・ハミルトンは、健康とトレーニングが成功にとって重要であり、コース外のライフスタイルとの正しいバランスをとっていることによって高いレベルで一貫性を維持することが可能になっていると語る。「自分の人生のどの部分にも満足している。僕は健康だし、周りにも人がいてくれる。ライフスタイル、人生の選択が重要なんだ」とルイス・ハミルトンはコメント。「自分自身を本当に良い環境に置くことができているし、レース週末やレースで失敗やミスを最小限に抑えることができた」F1カナダGPでは珍しく金曜日のプラクティスセッションでウォールにヒット。セッションの大部分を逃し、土曜日と日曜日にチームを悩まされた油圧漏れの一因となった。「金曜日にちょっとした問題があった。でも、土曜日、そして、週末全体でそれを取り戻すことができた」とルイス・ハミルトンは認める。ルイス・ハミルトンは、ポールポジションを獲得することができず、レース全体でセバスチャン・ベッテルの後ろの2位を走ってフィニッシュしたが、ベッテルに5秒加算ペナルティが科せられたことで勝利を手にしている。情熱的なフェラーリファンは、表彰台でルイス・ハミルトンにブーイングを浴びせた。しかし、ハミルトンは彼らを許していると語る。「ブーイングされたのは少し変な気分だった」とルイス・ハミルトンは認める。「でも、ブーイングされるのは初めてではない。慣れているし、許そうと思う。僕が学んできたのは、楽しんで、人にどう思われようが気にしないことだ」「誰にも意見はあるだろう。自分のことを好きで、家族のような周りに愛してくれる素晴らしい人がいてくれることが最も重要だ。あとはとにかく自分のやっていることを楽しんでベストを尽くすだけだ。いつも言っているけど、人生は限られている」「夜寝るときに全力を尽くせたと思えるようにしたいし、それによって次のレースで強くなって戻ってくる。他のエバ、金曜日にもうミスをしないことを考えたりね」「オールラウンドなドライバーになるおとがでいれば、クルマの外でもうまく仕事ができる。他の人たちが必ずしも引き出すことができないものを引き出せれば、自分の価値は上がっていく」