ルイス・ハミルトンは、F1アゼルバイジャンGPのバーチャルセーフティカー(VSC)期間にタイムをロスしており、それを繰り返さないためにステアリングの画面表示の変更を検討している。ピエール・ガスリーのストップによってVSCが導入された際、ルイス・ハミルトンはチームメイトのバルテリ・ボッタスの2秒後方にいたが、レース再開時にその差は3.5秒に広がっており、最終的に勝利のためにそのギャップを埋めることができなかった。
VSCでのタイムロスについて質問されたルイス・ハミルトンは「最終的にバルテリは最終ラップで良い仕事をしたし、予選で自分を戦える位置に置いた」とコメント。「スタートでの十分なマージンがあったし、そこが僕が取り組まなければならない部分だ。その後、VSC中に2.5秒くらい失ったので、それを取り戻す必要があった。残り9周しかなかったので簡単ではなかった」「自分の失敗だし、これから取り組んでいく部分だ。再び起こらないようにするために画面表示で修正できることがいくつかある」どのような変更を考えているのかと質問されたルイス・ハミルトンだが、それについては話すことはできないと語る。「単なる手順の問題であり、大したことではない」とルイス・ハミルトンは付け加えた。チームメイトのバルテリ・ボッタスは、ステアリングの表示にはルイス・ハミルトンといくつかの違いがあると語る。「かなり似ていると思うけど、いくつか違いはある。僕たちにはパートナルエレクトリニックエンジアのような人がいて、スタートとダッシュについて一緒に仕事をしている」とコメント。「自分が得ている情報には満足しているし、VSCのデルタタイムを十分に守ってリスタートに備えていたし、すべて問題なかった」