メルセデスのルイス・ハミルトンは、フェラーリがF1バーレーンGPでメルセデスと残りのフィールドに対して大きなアドバンテージを持っているかもしれないと懸念している。フェラーリは、週末を通して全てのセッションでタイムシートに立ち、予選ではシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得。セバスチャン・ベッテルも2番手に続き、フロントローを独占した。
ルイス・ハミルトンは、予選Q3でシャルル・ルクレールから0.324秒遅れの3番手だったが、フェラーリの圧倒的な優位性を懸念している。「フェラーリのペースは素晴らしかった」とルイス・ハミルトンはコメント。「正直、僕たちが最後に近づけるかどうかわからなかった。彼らはストレートでかなりのスピードがあった。そこが僕たちが全体的に多くのタイムを失っている場所だ。とにかくストレートだ」「どういうわけか彼らはストレートはるかに多くのスピードを見つけることができた。ストレートエンドのスピードが僕たちが本当に多くのタイムを失っている場所だ」「僕たちはセクター1のストレートで0.2~0.3秒を失っていた。それはかなりの量だ」2週間前のメルボルンで苦戦していたフェラーリが、バーレーンでこれほどまで圧倒的な速さを見せている理由についてルイス・ハミルトンはサーキットの違いを挙げた。「長年にわたって、何らかの理由で僕たちクルマにあまり適したサーキットではなかったと思うでも、今日はすごくいい位置につけることができた」メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、今週末にフェラーリの優位性を最小限にするために努力しつつも、状況を好転させるために何ができるかをすでに調査している述べた。「事後分析は予選の途中から始まり、我々はスピードが欠けていると認識した」とトト・ヴォルフは Sky Sports F1 に語コメント。「そこから分析を取り進めていく」「明らかにそれはレースに向けて素晴らしいことではない。明日、オーバーテイクは選択肢になるだろう。しかし、そのためにはストレートで速いクルマを持っている必要がある」「ロングランでは我々は問題なかったし、良さそうに見える。だが、現時点ではストレートスピードに欠けている「それがトラックによるものあろうと、パワーによるものであろうと、我々は分析する必要がある。そのは2つの組み合わせであることは確かだ」だが、ルイス・ハミルトンは、フェラーリに明らかな優位性があるとしても、まだ今週末に勝利を争えるポジションにいると主張する。「クルマがもっと良いポジションにいることを願っている。僕はもう少し楽観的だ」とルイス・ハミルトンはコメント。「明日の方が重要な一日だし、僕たちがどう対処していくかは興味深い。僕たちは彼らと良い戦をするつもりだそれは確かです!」「彼らは予選で信じられないほどのペースを示したけど、だからといって倒せないわけではない。僕たちはそれに取り組んでいくし、集中して何が起こるか見てみるつもりだ」関連:F1バーレーンGP 予選:シャルル・ルクレールが初ポールポジション!
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