メルセデスのルイス・ハミルトンは、2019年のF1プレシーズンテストでフェラーリが序盤から速さを見せたのはメルセデスよりも多くの開発期間を取ることができたからだとし、開幕戦オーストラリアGPまで実際のペースを測るのは常に難しいと語る。ルイス・ハミルトンは、フェラーリが2018年のチャンピオンシップに勝てる可能性が低いことに気付いた際に2019年F1マシンの開発にシフトしたことで、フェラーリが冬の間に一歩先に進んだが、メルセデスはその挑戦を楽しみにしていると語る。
「シーズン中はチャンピオンシップに向かって全力で働いている人々の巨大なグループがあるのは明らかだ」とルイス・ハミルトンはコメント。「ワールドチャンピオンに勝てなそうな場合、もう心配せずにチームの何人かを早めにそこから抜けさせることができるかもしれない」「だから、おそらくフェラーリは僕たちよりも少なくとも1ヶ月早くに今年のクルマを開発させたと思う。僕たちはワールドタイトルを獲得するためにプッシュしていたし、当然ながら僕たちはそうしていた」「防衛するのと追いかけるのは異なる。去年、彼らはここにうまく機能するクルマを持ち込んでいたけど、今年はさらに良くなっていた」「問題はない。僕たちはそのチャレンジ、その戦いを気にしてはない。僕たちの方が懸命に働かなければならないということだけだ」「でも、僕は自分のチームが今いる状況にたどり着くためにやってきたことを本当に誇りに思っている。心配はしていなし、がっかりもしていない。懸命に仕事をしてきたという事実に信じられないくらい励まされている。僕たちには登らなければならない丘があるけど、その方法はわかっている」2019年のF1プレシーズンテストでは、フェラーリが初日から優れたパフォーマンスを発揮してセバスチャン・ベッテルが総合トップタイムを記録。対照的にメルセデスは最終日までロングランを重視したプログラムを重視し、ルイス・ハミルトンが最終日に0.003秒差の2番手タイムを記録している。関連:2019年 F1バルセロナテスト2回目:総合タイム&周回数・走行距離
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