メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1バルセロナテスト2の3日目は“最もポジティブな一日だった”と語る。F1テスト3日目は、フェラーリのシャルル・ルクレールがF1プレシーズンテストの最速タイムである1分16秒231をマークし、話題を独占した。
対照的にルイス・ハミルトンは、C2タイヤで1分18秒097とタイムシート上では目立ってはいなかったものの、そのタイムはテスト第1週に同じタイヤでフェラーリのセバスチャン・ベッテルが記録したベストタイムを0.6秒上回っている。それでもルイス・ハミルトンはタイムには注意を払っていないとし、多くの周回するを走り込むことに集中したと語る。「今日は多くのマイレージを稼ぐことできて良い一日だった。僕たちにとって素晴らしいことだ」と午前中に85周を走り込んだルイス・ハミルトンはコメント。「僕たちにとって最もポジティブな一日だったかもしれない。僕たちは本当にたくさんのことを学んでいる」「午前中に学んだことを午後に適用することができるし、バルテリがどう感じるかを楽しみにしている。でも、クルマはいい感じに仕上がっていると思う」「僕たちのW10に対する理解力は絶えず深まっているし、間違いなくポジティブな一日だった」午後からテストを引き継いだバルテリ・ボッタスは、さら96周を追加。この日だけで合計で181周を走行したメルセデスは、すでに2018年のF1プレシーズンテストでの1040周を突破した。「今日は多くの周回数を走り込むことができたし、それは常にいいことだ」とバルテリ・ボッタスは付け加えた。「レースシミュレーションは赤旗によって中断されてしまったけど、先週から成し遂げた進歩を確認することができた」メルセデスは、テスト最終日も午前と午後で担当を分け、バルテリ・ボッタスが午前、ルイス・ハミルトンが午後に走行する。