ルイス・ハミルトンは、2018年のF1世界選手権の最終戦となるアブダビGPでメルセデスのF1マシンに“カーナンバー1”を掲載することを許可された。ルイス・ハミルトンは10月のF1メキシコGPで5度目のF1ワールドチャンピオンを獲得。その後、F1ブラジルGPではメルセデスがコンストラクターズ選手権の5連覇を決めている。
カーナンバー1は、現役ワールドチャンピオンが望めば使用することができるが、ルイス・ハミルトンはこれまでチャンピオンを獲得しても“カーナンバー44”を継続して使用している。しかし、FIA(国際自動車連盟)は今週末のF1アブダビGPでルイス・ハミルトンがメルセデス W09のノーズに“カーナンバー1”を掲載することを許可。久しぶりにチャンピオンナンバーがF1に復活した。「エントリーリスト、タイミングスクリーン、レースでは44号車となる。そのナンバーはまだエンジンカバーに掲載される」とメルセデスは認めた。「だが、ルイスはシーズン最終戦でカーナンバー1を走ることを要請し、許可を受けた。なぜなら彼はワールドチャンピオンだからだ。彼のヘルメットに合わせたメタリックレッドも美しい色合いだ!」最後にF1でカーナンバー1を掲載したマシンが走ったのは、2014年のアブダビGPで当時レッドブルのセバスチャン・ベッテル走ったが最後となる。