ルイス・ハミルトンは、ミハエル・シューマッハの7度のF1ワールドチャンピオンという記録を破ることは目標ではないとし、自分の目標はあくまでアイルトン・セナのようなドライバーになることだと語った。ルイス・ハミルトンは、今週末のF1アメリカGPでセバスチャン・ベッテルに8ポイント差以上をつければ、5度目のF1ワールドチャンピオンを獲得。ファン・マヌエル・ファンジオと並んで歴代2位に浮上する。
しかし、ルイス・ハミルトンは、ミハエル・シューマッハの記録を破ることがキャリアの目標ではないとコメント。すでに記録では上回っているが、あくまでアイルトン・セナのようなドライバーになることが目標だと語った。ミハエル・シューマッハの記録について質問されたルイス・ハミルトンは「正直、それは決して僕の目標ではない」と Reuters にコメント。「僕はアイルトン・セナに匹敵する、もしくはアイルトン・セナのようになることを目標にスタートした。憧れていたドライバーだ。2年前に彼に並ぶことができた。そこからは未知の領域に入っている」「ミハエルの統計は信じられないものだし、まだかなり長い道のりだしね。でも、僕はまだしばらくここにいるし、とにかく懸命に頑張って、自分のやっていること、やりたいこと、楽しみたいことを続けていくつもりだ。それが僕たちをどこに進めてくれるか見てみよう」ほぼ5度目のタイトルを手中に収めているルイス・ハミルトンだが、今週末のF1アメリカGPにむけてプレシャーは感じてらず、“リラックスしている”と語る。「ここまでのアプローチはとてもうまくいっている。当然、僕たちは今週末勝つことを望んでいる。努力して、週末を通して必要なクルマに仕上げていくために同じステップを踏んでいく。自然とリラックスした気分になっているし、自分が何をしていくかはわかっている」