ルイス・ハミルトンは、過去3戦で2勝と2位表彰台を獲得してチャンピオンシップをリード。メルセデスとハミルトンにとってチャレンジイングな環境で結果を残せたことに満足しているが、少し驚いているとも語る。母国レースとなったF1イギリスGPではオープニングラップでのキミ・ライコネンとの接触によってほぼ最後尾まで後退したが、そこから凄まじい挽回をみせて2位表彰台を獲得。
続くF1ドイツGPでは、予選Q1でのマシントラブルによって14番手からスタート。雨による波乱のレースで、セバスチャン・ベッテルのリタイアもあり見事優勝を飾った。また、理論的にフェラーリに有利とされ、メルセデスにとってはダメージコントロールのレースとなる先週末のF1ハンガリーGPではレースを完全にコントロールしてポール・トゥ・ウィンを達成している。要約すると、ルイス・ハミルトンは日曜日に期待を上回る結果を残している。それは、予選が雨になったことでポールポジションを獲得したハンガリーも決して例外ではなかった。「何らかの理由で日曜日になると異なるモードにスイッチが入るんだ」とルイス・ハミルトンは語る。F1ハンガリーGPでは、金曜日のフリー走行後にW09に大幅なセッティング変更を加えたことでレースペースが改善したと明かすルイス・ハミルトンは「もちろん、ちょっとした驚きではあった」とコメント。「レースを維持し続けているチームの全員のことを本当に誇りに思っている。過去数レースではさらに勢いを増してさえいる」「2勝を挙げられたことは、僕たちのチームの強さを証明するものだ」だが、ルイス・ハミルトンは、メルセデスは予選でのパフォーマンスを改善させる必要があると主張。ハンガリーの予選がドライだったら、ポールポジションには手が届かなったと考えている。「何らかの理由でレースは本当に僕たちの強みになっている」とルイス・ハミルトンは続ける。「現在の仕事と焦点は予選を改善させることだ。僕たちは12戦で5回のポールポジションを獲得している。良い結果ではあるけど、もっとうまくやれたかもしれない」「そこがスタッフたちが頑張っていく必要のあるポイントだ。レースでは自分たちの持っているものを生かせていると思うからね」