ルイス・ハミルトンは、プレシーズンテスト最終日でのW08のセットアップでは、フェラーリのキミ・ライコネンのタイムには挑めなかったと語る。キミ・ライコネンは、最終日に1分18秒634を記録してプレシーズンテストの最速ラップを更新。それはルイス・ハミルトンにベンチマークを与えた。ルイス・ハミルトンは、フェラーリのラップタイムに感銘を受けたと述べ、自身の1分19秒850というタイムは、メルセデスが走らせていた燃料搭載量、エンジンモード、空力仕様で生み出せるベストだったと語る。
「毎年、テストでは必ずしも全力で速く走ることがゴールではないし、クルマがどうかを知ることが目的だ」とルイス・ハミルトンはコメント。「過去には、潜在的に実力を隠しているチームもいたけど、それはどんなチームにとっても利益があるとは思わない」「今日の走りに関してみなさんが目にしたタイムは、僕たちの精一杯のタイムだった。出て行ったときにはあれ以上速くは走れないと感じた。でも、もちろん、タイムをもたらすにはいろいろなことが関係してくる。燃料搭載量、エンジンモードなどね」「素晴らしいのは、誰も実際にはわからないところだ。フェラーリに関しては非常にポジティブに見えるし、それは確かだ。あれがはったりだとは思わない。あれが真実だと思う。彼らは素晴らしい仕事をした」