ルイス・ハミルトンが、2017年にメルセデスでのチームメイトとしてパスカル・ウェーレインを起用することを拒否したと Auto Bild が報じている。ニコ・ロズベルグが引退したメルセデスには、育成ドライバーのパスカル・ウェーレインがいるが、22歳のウェーレインを起用するとの話は聞こえてこない。一部報道では、メルセデスとウィリアムズはすでにバルテリ・ボッタスの移籍で合意しており、フェリペ・マッサがF1引退撤回を受け入れたとも言われている。
Auto Bild は、ルイス・ハミルトンがチームメイトにパスカル・ウェーレインを起用することに乗り気ではないと報道。新人とチャンピオンの組み合わせと言えば、マクラーレンでルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソが組んだ2007年が思い起こされる。パスカル・ウェーレインは、メルセデスでのテストで速さを見せており、他のどのドライバーよりもピレリの2017年F1タイヤで多くのマイレージを重ねている。また、メルセデス・ベンツにとってドイツ人のパスカル・ウェーレインの起用は理想的なはずだ。ルイス・ハミルトンは2017年のチームメイトが誰になっても気にならないと発言しているが、それはパスカル・ウェーレインの昇格を拒否した上での発言だと同誌は報じている。今年マノーでF1デビューを果たしたパスカル・ウェーレインは、F1オーストリアGPでチーム唯一となるポイント獲得を成し遂げたが、フォース・インディアのシート争いでは、途中からマノーに加わったエステバン・オコンに敗れている。