ルイス・ハミルトンは、もしフェルナンド・アロンソが2017年シーズン限りでF1を引退することになったら“本当に残念だ”と語った。現在のF1ルールを好ましく思っていないフェルナンド・アロンソは、先週末のスパ・フランコルシャンでも、かつてのV10エンジンやV8エンジンで戦っていた頃と比較して、今のF1は“悲しい”と述べている。
「クルマは重い。グリップもない。燃料やタイヤなどすべてをセーブしながら走っている」とフェルナンド・アロンソはコメント。2017年からはシャシーに関するレギュレーションが大きく変わることになっているが、フェルナンド・アロンソは、それによってF1カーが運転していて楽しいものにならなければ、「おそらく辞めるだろうね」と述べている。ルイス・ハミルトンは、2017年のレギュレーション変更をもってしてもフェルナンド・アロンソが望むようなF1が復活するかどうかはわからないと感じており、アロンソがF1を引退する可能性はかなり高いと考えているようだ「フェルナンドは35歳だし、すでに十分なお金を稼いでいる、多くのレースを行い、十分過ぎるくらいのことを経験してきた。彼はすでに伝説だし、F1を去る権利は得ている」「彼は毎年F1タイトルを争える立場であるべきなのに、そのチャンスを得られていないんだ。彼はキャリアの終盤にきてもかなり頑張っていると思う。僕が同じ立場だったら、本来はトップ争いをしなければならないチームで後方を走るようなことに耐えられるかどうかは自信がない」2005年と2006年に2年連続でF1タイトルを獲得したフェルナンド・アロンソだったが、翌2007年にマクラーレンへと移籍したところから歯車が狂い始めてきたと考えている者も少なくない。2007年にF1チャンピオンとしてマクラーレンに加入したフェルナンド・アロンソは、その年にF1デビューを飾ったチームメイトのルイス・ハミルトンと衝突。これがひとつのきっかけとなってチーム内の不和が高まり、アロンソはわずか1年でマクラーレンとの契約を中途解除したという経緯がある。自分がアロンソのF1キャリアに大きな影響を与えたことをどう思うかと質問されたルイス・ハミルトンは「僕はそんなふうには感じていない」とコメント。「あのとき(2007年)は僕は多くのことを学んだし、彼もそうだったと思う。あのとき以来、僕たち二人はそれぞれに決断をし、今に至っている。でも、正直、僕が彼の現在の状況にそれほどの影響を及ぼしたとは考えていない」ルイス・ハミルトンは、フェルナンド・アロンソとまたトップ争いができないようなことになるのは残念だと語る。「彼がもし来年やめてしまうとしたら、もう一度戦えない。そうなったら残念だ。本当に残念。このスポーツにとって良くないし、間違ったメッセージを送ることだろう。アロンソが続けないのなら、F1はこれまでとは違ってしまう」 「僕は今も彼が最高のドライバーの一人だと思っているし、いつもそう言ってきた。マクラーレンが彼にもう一度勝てるマシンを造ってくれることを願っている。また彼と戦いたい」
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