ルイス・ハミルトンは、パワーユニット交換により、現時点でF1ベルギーGPの決勝レースで30グリッド降格ペナルティが決定している。メルセデスは、F1ベルギーGPのフリー走行1回目にむけて、ルイス・ハミルトンのマシンの内燃機関、MGU-K、MGU-Hとターボを交換。さらに午後には再び同じコンポーネントを交換している。
F1レギュレーションでは、各ドライバーあたり5基のペナルティを使用することができる。そして、パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが6基目に達した時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。 ルイス・ハミルトンは、FP1で6基目のMGU-Hとターボ、FP2ではそれらの7基目を投入したため、30グリッド降格ペナルティが科せられる。FP2では、5基目の内燃機関とMGU-Kも投入されており、今後それらのコンポーネントの変更が必要になった場合は、さらにグリッドペナルティが科せられる必要がある。メルセデスは、土曜日午前のフリー走行3回目前にさらなる変更を行う可能性があると述べている。