ルイス・ハミルトンは、2013年のF1タイトルでセバスチャン・ベッテルを倒すのは大変なことだが、不可能なことではないと考えている。F1ベルギーGPで、ルイス・ハミルトンのメルセデスは、ペース不足により苦戦を強いられる一方で、セバスチャン・ベッテルは圧倒的なレース運びで優勝し、チャンピオンシップのリードをさらに拡げた。
ルイス・ハミルトンは、今のセバスチャン・ベッテルとレッドブルがどれくらい強いかについて幻想は抱いていないが、すでに今年メルセデスは何度かレッドブルを倒しており、再び倒せすことは可能と考えている。残り8レースで、ルイス・ハミルトンは、セバスチャン・ベッテルに58ポイント差をつけられている。トラブルがない限り、セバスチャン・ベッテルのタイトルは決定的かと質問されたルイス・ハミルトンは「とってもタフなのは疑う余地のないことだ」とコメント。「彼はずっと素晴らしいクルマに載っているし、まだ驚くほど速い。彼は仕事をしているし、それは完璧なパッケージだ」「僕たちはいくつか本当に強いレースをしてきた。その辺りにいたし、その辺りで争っている。過去には彼の前でフィニッシュしている」「なので、この先もそれができないというわけではない。毎回彼の前でフィニッシュする必要がある地点により近づいてきてはいるけどね」ルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGPでのペース不足は、メルセデスがシーズン序盤に苦しんだタイヤ問題ではなく、単にチームのローダウンフォース・パッケージがうまく働かなかったからだと説明した。「僕たちはどこで失っていたのかを理解しようとしている」「スタッフは、どこが遅かったかを理解しているけど、オー・ルージュは特に遅かった。ストレートだしね」「次のレースまでには鍵をこじ開けられると思うけど、そうならなくても、シンガポールではずっと強いことを期待している」ルイス・ハミルトンは、F1イタリアGPでもタフなレースを経験するだろうと予想するが、シーズン最後のフライアウェイでは強いだろうと繰り返す。「シンガポールからはより風が強くで、ダウンフォースの高いサーキットになる」「これら2つのサーキット(スパとモンツァ)は、ダウンフォースパッケージがあり、それにちょっとかかっている。それを働かせられるか、働かせられないかによる」「次のレースで改善するかもしれないし、同じポジションかもしれないけど、悪くなることはないだろう」「その後は以前のレースで使ったもの、もしくは再び改善させたハイダウンフォース・パッケージを持ち込む。再び改善することを願っている」