ルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGPの決勝レースで小林可夢偉と接触した際、完全に前に出ていたと考えている。ルイス・ハミルトンは、4位を争っていた12周目に小林可夢偉をオーバイテイクしたが、小林可夢偉も反撃。ハミルトンはイン側を抑えていたが、結果的に両者はクラッシュし、ハミルトンはバリアにクラッシュ。今シーズン2度目のリタイアとなった。
ルイス・ハミルトンは、その時に誰と争っていたかわかっておらず、小林可夢偉と接触したときには彼を完全にパスしていたと感じていたと述べた。「正直なところ、何が起こったのかわからなかった」とルイス・ハミルトンは BBC にコメント。「ただウォールにヒットしたことだけ覚えている。かなりハードにウォールにヒットした」「チームにとってはちょっと不運だった。僕たちは良いポジションにいたし、僕に関しては誰よりも目にいてレースをしていた。そのあと彼らにヒットされ、僕のレースは終わった。それがモーターレーシングだ。今年フィニッシュできなかったレースはたくさんあるし、これもそのひとつだ」マクラーレンは、13番グリッドからスタートしたジェンソン・バトンが3位表彰台を獲得。ルイス・ハミルトンもバトンと同じように表彰台を争えたと考えている。「僕たちは苦労していたと思う。どんな理由があれ、僕たちはストレートで大きく遅れていた。かなり遅かった。それが僕たちが実際に得られるポジションだったと思う」「みんながストレートで僕を引き離していったし、インフィールドでしかついていけなかった。僕たちは少しダウンフォースを付け過ぎていたのかもしれない。それでも僕たちはまだ良いポジションにいた。まだチャレンジできていたし、フェラーリの一台を追い抜いた。少なくとも表彰台は獲得できてだろう」