ハースF1チームは、投稿した動画が問題となっているニキータ・マゼピンを解雇することはなく、2021年はミック・シューマッハとマゼピンというライナップに変更はないことを再確認した。ハースF1チームが2021年のドライバーとして発表してから1週間後、ニキータ・マゼピンはクルマの中で女性の胸を触ろうとしている動画をインスタグラムに投稿。大炎上し、F1ファンは『#WeSayNoToMazepin』というハッシュタグでマネピンを追放する運動を起こしていた。
ハースF1チームは、即座位にニキータ・マゼピンの“忌まわしい”行動を批判する声明を発表。ニキータ・マゼピンもSNSに謝罪文を投稿した(後に削除)。その後、ニキータ・マゼピンのインスタグラムのプロフィールからハースF1チームの名前が削除され、2020年の最終2戦でロマン・グロージャンの代役を務めたピエトロ・フィッティパルディが「ハースF1ドライバー」と追加したことで、マゼピンが解雇され、フィッティパルディがドライバーを務めるのではないかとの推測が広まった。しかし、ハースF1チームは12月23日(木)に声明を発表。ニキータ・マゼピンの問題は内部で対応しており、詳細は非公開であるとしつつ、計画通り、ニキータ・マゼピンとミック・シューマッハのラインナップで2021年のF1世界選手権を戦うことを再確認した。「ハースF1チームは、ニキータ・マゼピンとミック・シューマッハが2021年のF1世界選手権のドライバーラインナップを形成することを再確認したい」と声明で述べた。「ニキータ・マゼピンの行動に関するチームの以前の声明(12月9日)の通りであり、この問題は現在社内で取り扱われており、これ以上のコメントはない」