FIA(国際自動車連盟)は、F1日本GPのフリー走行1回目の最中に前戦ロシアGPでスチュワードを批判する発言を行ったハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーに召集を命じた。F1ロシアGPではケビン・マグヌッセンのコースの合流方法に対して5秒加算ペナルティが科せられ、マグヌッセンは8位から9位に降格した。レース直後のインラップでギュンター・シュタイナーは「馬鹿げた愚かなスチュワードがいなければ8位だった」と無線でケビン・マグヌッセンに伝えていた。
レーススチュワードを務めていたエマニュエル・ピロへの批判はFIA(国際自動車連盟)を重く受け止めた。ギュンター・シュタイナーがスチュワードを公に批判したのはこれが初めてではないため、FIAは何らかの処罰を検討している。Motorsport-Total.com によると、FIAは3つの異な処罰を検討しているという。1つは250,000ユーロ(約3000万円)の罰金で、もう1つはハースのコンストラクターズポイントの減点、そして、3つ目といてギュンター・シュタイナーのパドックへの出入り禁止が検討されているという。その場合、ギュンター・シュタイナーは、レッドカードを出されたサッカーの監督のようにグランドスタンドからアクションを見なければならなくなる。F1レースディレクターのマイケル・マシは「チームであれ、オフィシャルであれ、我々全員が仕事をするためにここにいる。我々には相互のリスペストが必要だ」とコメント。「FIAには様々な司法手続きがある。不適切なことを言われ場合、それらの司法プロセスを担当する人々がいる」
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