ハースF1チームのタイトルスポンサーを務めるリッチエナジーは、チームとのタイトルスポンサー云々の前に会社自体が消滅する可能性が報じられている。元々、その実態が疑問視されていた英国のエナジードリンク企業のリッチエナジーだが、ハースF1チームのタイトルスポンサーを巡る社内の内部闘争が注目を集めている。
リッチエナジーをCEOを務めるウィリアム・ストーリーは、Twitterを介してハースF1チームとのスポンサー契約を解除することを発表。しかし、同社の株主はまだハースにコミットしていると反論。ウィリアム・ストーリーの退任を求めている。ハースF1チームのドライバーを務めるケビン・マフヌッセンは「その件については説明を受けている」と BT に語った。ハースF1チームの弁護士はリッチエナジーの株主に対して「我々は貴社がストーリ氏から会社の支配権を取り上げる方法についていくぶん困惑している」と語った。だが、それは最大の問題ではないかもしれない。ロゴのと著作権問題によって、リッチエナジーがホワイトバイクスに支払わなければならない賠償金によって会社が倒産する恐れがある。「ホワイトバイクスは、被った損害を回収するために適切な行動を取らざるを得なくなるだろう。これにはリッチエナジーの清算とストーリー氏の破産申請が含まれる可能性がある」ケビン・マグヌッセンは、タイトルスポンサーの大失敗によってハースへの信頼が揺らぐことはないと語る。「僕はチームと一緒にいて、彼らをサポートしている。長期的なことは心配していない」とケビン・マグヌッセンは語った。
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