ハースF1チームは、両足を骨折する怪我を負ったピエトロ・フィッティパルディとF1テストについて交渉を始めたところだったと明かした。2度のF1ワールドチャンピオン、エマーソン・フィッティパルディの孫であるピエトロ・フィッティパルディは、先週末のFIA 世界耐久選手権の開幕戦スパ6時間レースの予選でクラッシュを喫し、両足を骨折する怪我を負った。
ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ちょうどピエトロ・フィッティパルディとF1テストについて話し合いを始めたところだったことを明かした。「まだ何も形になってはいなかったがね」とギュンター・シュタイナーはコメント。「話はしていたところだった。だが、具体的な日付は決まっていなかった。まだ話し合いを始めたばかりの段階であり、そんな時に事故が起きてしまった。ピエトロとは直接WhatsAppで連絡を取り、彼の祖父とも話した。今は彼の回復を待とう。それからどうするか考えたい」ギュンター・シュタイナーは、ピエトロ・フィッティパルディの怪我が治ったら交渉を再開すると語った。「細かいことはまだ何も決まっていない。一緒にこんなことができるかもしれないということを話した。ただそれだけだ」「まだ話し始めたばかりであり、これから彼のことを知るつもりだった。向こうから連絡が来た。彼の祖父とは知り合いだ。一緒に何かできないかなと言われ、考えてみようと答えた。ところが、あの出来事が起きてしまった」 「交渉をやめたわけではないが、何ができるかについては一旦は保留だ。まずは彼がまた元気になることが最も重要だ。順調に回復しているっよううだし、私にとってはそれが何よりも大切なことだ」ピエトロ・フィッティパルディは、WECと並行して、今年、日本でチームルマンからスーパーフォーミュラに参戦。また、デイル・コイン・レーシングからインディ500を含めたインディカーに7戦出場する予定となっていたが、今回の怪我によりしばらくレースを欠場することになる。
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