サンティノ・フェルッチが、2017年もハースの開発ドライバーを継続することが発表された。アメリカ出身のサンティノ・フェルッチは、今年DAMSからGP3に参戦しつつ、ハースで2日間のテストやシミュレータープログラムを含めたF1での役割をこなしてきた。
今シーズン、サンティノ・フェルッチは、スパでの3位表彰台を含めて36ポイントを獲得して12位でGP3シーズンを終了。アブダビでのポストシーズンテストではDAMSとトライデントのマシンを走らせた。ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは、サンティノ・フェルッチには長期的な計画があると述べた。「彼は開発ドライバーとして留まる。長期的なプロジェクトだが、まだテストは未定なので、来年彼と何をするかを正確には決まってない」「テストをすることはわかっているが、まだルーキーデイをいつ使い、誰をそこに入れるかを決める必要がある。また彼をFP1で走らせるかどうかも決定する必要がある」「冬の間に彼とじっくり話し合って、何をしていくかを決めていくつもりだ」ギュンター・シュタイナーは、GP3シーズンで“アップダウン”があったサンティノ・フェルッチは“より一貫”したシーズンを過ごすことに集中する必要があると述べた。「彼は良いペースを持っており、とにかく良いラップをまとめる必要がある」「レースではかなり良いし、通常、彼は前進する。それに一度表彰台を獲得した」サンティノ・フェルッチがは次のアメリカ人F1ドライバーになれるかと質問されたギュンター・シュタイナーは「そう願っている」とコメント。「現時点で彼はGP3に留まることになると思う。彼がどのように発展していくかを見ていく必要がある。それが我々が彼と仕事をしている理由だ」「アメリカの若者のなかで、彼は我々が必要としている年齢層では最も有望だ。それゆえ、我々は彼をサポートしている」「彼がそれを実現できるかどうかは、私よりも彼次第だ」