ハースは、F1カナダGPでの大胆なタイヤ選択が最終的に結果に繋がることを期待している。ピレリは、F1カナダGPにソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトを選択。これは2週間前のモナコと同じタイヤ配分となる。先週、ピレリは各チームのタイヤ選択を発表。ハースとルノーが、スーパーソフトを1セットも選んでいないことが明らかになった。
ハースは、選択できる13セット中10セットをウルトラソフトにし、残りは3セットのソフトタイヤのみとなる。ルノーは、ウルトラソフトが8セット、ソフトが5セットであり、ハースの方がよりアグレッシブな戦略を選んでいる。ハースのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、F1カナダGPのタイヤ配分で一か八かの賭けにでたことを認める。「我々はウルトラソフトとソフトしか使わない」とギュンター・シュタイナーはコメント。「それらのタイヤの完璧な作動領域を見つけるのはチャレンジだ。我々はカナダでウルトラソフトを使ったことはない。前回のモナコでのレースでデビューしたばかりだ。そのタイヤがカナダで具体的にどのように働くか見てみる必要がある」「カナダでそれらを使うことを決定する前にウルトラソフトを使用したのはバルセロナテストでの一度だけだった。我々が正しい決定をしたかどうかカナダで見てみるつもりだ」「モナコでそれらを使ったので、今はウルトラソフトについてより多くのことをわかっている。とにかく、出来る限りそれらをベストで機能させるために最善を尽くす必要がある」F1チームは、カナダのようなフライアウェイレースでは14週前に選択を知らせる必要がある。関連:2016 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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