ロマン・グロージャンは、F1史上でも最悪の事故のひとつとされる2020年F1バーレーンGPで使用していたヘルメットと、約5年ぶりに再会したことを明かした。2020年のサクヒールで行われた決勝のオープニングラップで、グロージャンのハースF1チームのマシンはガードレールの下に潜り込み、レールを真っ二つに裂く形で激突した。衝撃の直後、マシンは炎に包まれ、しばらくの間、グロージャンが脱出できた様子は確認できなかった。
しかし最終的にグロージャンは自力で炎の中から脱出した。両手に重度の火傷を負ったものの、それ以外の深刻な負傷を免れたことは奇跡的だった。このレースはグロージャンにとってF1最後の出走となった。そして命を救ったヘルメットを手渡された彼は、インスタグラムで当時を振り返る心境を綴った。「2020年11月29日から5年が経ち、僕はレースヘルメットと再会した」「それを見る準備ができているのか分からなかったけど、子どもたちが、あの火の中で僕がどうやってあれほど守られていたのか、あの夜に何が起きたのかを本当に理解したがっていた」「その瞬間に僕をこれほど守ってくれたベルとアルパインスターズには、永遠に感謝している」「人生は進み、僕たちは忘れていく。でもこれは、毎日をどれほど大切に生きるべきかを思い出させてくれる」グロージャンは最近、アメリカのチームによる感情的なテストにも参加し、再びマシンのステアリングを握るという長年の願いを叶えた。これは、彼のF1での時間を象徴的に締めくくる出来事となった。 この投稿をInstagramで見る Romain Grosjean(@grosjeanromain)がシェアした投稿
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