ロマン・グロージャンは、子供たちがF1ドライバーを夢見ていることは分かっているが、下位チームで戦うのであれば、インディカーに来ることをお勧めすると語る。昨年までハースでF1を戦っていたロマン・グロージャンは、今年からインディカーに戦いの場を移した。F1では179回のスタートで10回の表彰台しか獲得できなかったグロージャンだが、インディカーではわずか12戦で3回の表彰台を獲得している。
先週末のラグナセナで3度目の表彰台を獲得したロマン・グロージャンは、インディカーのファンからの暖かい歓迎に加えて、より競争力のあるチャンスを手にしたと語る。「僕はF1に到達した世界で20人の幸運な男のうちの1人だった」とロマン・グロージャンは語った。「僕は素晴らしいキャリアを過ごしてきた。確かにここ数年は少しタフだったし、フラストレーションもあった。運転の仕方は知っていたけど、何も示すことができなかった」「間違いなくフロントで戦うことができる場所に来て、エンジニアが『君はトラックで最速の車だ』と言って、表彰台を目指して戦っている。間違いなくリバイバルだ」「多くの子供たちがF1に参加したいと思っていることを理解している。でも、毎週末にグリッドの後方にいるのであれば、ここのほうがいいと思う」「マシンを好きなように運転できる自由がある。チャージモード、プッシュモード、タイヤ温度、タイヤウィンドウなどの面倒を見る必要はないあ」「ただマシンに乗り込んで、ピットレーンを離れ、そして、すべてのラップをプッシュする。少しは制約もあるけど、プッシュ、プッシュ、プッシュ、ピットイン、ニュータイヤだ」「すべてのラップを楽しむ能力、どのチームでも競争できるという事実、パドックの雰囲気、もちろん、ファンのサポートもそうだし、パッケージ全体を本当に楽しんでいる」